■直木賞候補作
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| 『ベーコン』 井上荒野 集英社 1,470円(税込)
人の気持ちが動く時、人生が少しだけ変わる時、傍らにある料理と、それを食べる人々の心の機微を描いた珠玉の短編集。ほうとう、ミートパイ、アイリッシュ・シチューなど、食と性愛にまつわる9つの短編を収録。 |
| 『悪果』 黒川博行 角川書店 1,890円(税込)
大阪今里署のマル暴担当刑事・堀内は、淇道会が賭場を開いているという情報を掴み…。日本警察の真実の中にあぶりだされる、男たちの強烈な光と闇。デビューから25年、警察ハードボイルドがここに結実。 |
| 『敵影』 古処誠二 新潮社 1,575円(税込)
終戦前夜、沖縄の捕虜収容所で、2人の人間を捜す男の姿があった。1人は命の恩人、もう1人は敵。両者のおぼろげな消息は絡み合い、終戦とともに意外な顛末が明らかになってゆく…。著者の最新長編小説。 |
| 『私の男』 桜庭一樹 文藝春秋 1,550円(税込)
優雅だが、どこかうらぶれた男。一見、大人しそうな若い女。狂気にみちた愛のもとでは善と悪の境もない。暗い北の海から逃げてきた父と娘の過去を、美しく力強い筆致で抉りだす著者の真骨頂。 |
| 『警官の血(上・下)』 佐々木譲 新潮社 各1,680円(税込)
帝銀事件が世を騒がせた昭和23年。希望に満ちた安城清二の警察官人生が始まった…。戦後闇市から全共闘、そして現代まで、警官3代の人生、昭和から平成の時代の翳、人々の息づかいを描き切る、警察小説の最高峰。 |
| 『約束の地で』 馳星周 集英社 1,470円(税込)
憎しみ、哀しみ、愚かさ…。北の街で、先の見えない日々を送る名もなき人々。それぞれの鬱屈が、やがて悲劇を招く。生きることの暗部を描き出す、馳ノワールの新しい幕開けを告げる短編集。 |
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